2012年3月24日土曜日

鬯艸(チョウソウ)・霊芝



鬯艸・霊芝
鬯艸・霊芝

ウィキペディア百科事典によれば

霊芝(レイシ)は、マンネンタケ科のキノコであり、

漢方成分として高血圧症や高脂血症等に用いられる。

別名マンネンタケ

近年サプリメントとして販売される事例もあり、

手軽に入る反面、副作用も報告されている。

これ以外に、ただ霊妙な働きを行うキノコの事を指して言う場合もある。」と書かれている。

出典:Wikipedia:霊芝

論衡(ろんこう)』に、

周の皇帝に倭人(ウワイト)

鬯艸(チョウソウ)というものを貢(みつ)いだ」

という記事がある。

当時「鬱鬯酒(ウッチョウシユ)」という酒を特に神を祭るために造ったが、

その主材料は黒黍(くろきび)で、

もちろん雑菌製だからどす黒く苦い原酒しかできない。

とてもそのままでは飲めないから蒸溜して焼酒をとる。

しかし、それでも臭気は抜けないし、まだ汚い色がついている。

この臭気をごまかし、色をきれいに見せるために、

必要だったのが鬯草(ちょうそう)と鬱金(うこん)という

2種類の薬草だったわけである。

殷末の酒池肉林もこの鬱鬯(ウッチョウ)が主役だったとみていい。

この鬯草がどんなものだったかを調べてみると、

茸の一種の霊芝(れいし)(マネンタケ)だったという結論になる。

霊芝は最近、

薬効があるというので薬局の店頭でも多く見かけるようになった。

※出典:加治木義博「保育社(カラーブックス)・焼酎入門:98頁」

『山海経』には「周時代に越裳が雉を献上し、

倭人が鬯艸(チョウソウ=茸の一種の霊芝=レイシ)を貢いだ」と書いてあるが、

霊芝は日本列島ではほとんど採れない希な植物なのに対し、

越(ベトナム)や裳(シャン=ミャンマー・タイ)の一帯には多産する。

※出典:加治木義博「言語復原史学会・大学講義録7:15頁」


『参考』
『言語復原史学会:Web』
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《参考》
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