2012年2月14日火曜日

鹿児島県指宿市山川町長崎鼻



 《鹿児島県指宿市山川町長崎鼻

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 ウィキペディア百科事典によれば

 「山川町(やまがわちょう)は、鹿児島県(離島部を除く)の南部にあった町である。

 揖宿郡に属する。

 2006年1月1日に隣接する指宿市・開聞町と合併して新たに指宿市となり、

 自治体としては消滅した。」と書かれている

 出典:Wikipedia:山川町 (鹿児島県)
    

 屋久島から海を渡った壹與らの勢力が、

 鹿児島本土のどこへ上陸したかという記録についてお話ししておこう。

 私(加治木義博)の著書ですでにご存じの『大隅正八幡の縁起』には

 壹與がオオヒルメとして記録されているが、

 彼女は「八幡」という男の子を連れて南の島から海を渡って来た。

 その船がついたところを「八幡崎」というとある。

 在来の説ではこの八幡をすべて「ハチマン」と読んでいるが、

 壹與は邪馬の女王だから、

 八幡は「ヤマン」への当て字なのだ。

 八幡様とは「ヤマン皇子=シバの皇子」という鹿児島語でなければならない。

 すると上陸点の八幡崎も「ヤマン崎」と呼ばれていたはずだ。

 薩摩半島の最南端は指宿市山川町の長崎鼻(ばな)である。

 この町名は「ヤマガー」という発音だから

 ヤマンと比較すると「ン」と「ガ」で、

 これはどちらも助詞の「の」に当たる。

 もとはヤマンだったが、のちに人為的に「ヤマガ」に変えられ、

 山川という当て字が使われて一層、原形がわからなくされたようにみえる。

 これはヤマンがすでに8世紀の発音で、

 それをさらにハチマンと読ませることや、

 高氏を意味するコーチを「川内」と当て字した上に、

 さらにセンダイと発音させた平城・平安時代の、

 建国史実抹殺政策が、

 殊に鹿児島県で深刻な事実と思い合わせると、

 屋久島と最短距離にある山川町以上に決定的な上陸地はない。

 指宿のすぐ南に長崎鼻という観光地があり、そこに天狗の鼻状の岬がある。

 そこと対照になった大隈半島の南端は佐多岬で、

 天孫ニニギノミコトを迎えた猿田毘古の神は佐多の大神ともいい、
 
 天狗の面を被って表現される。

 この神は『日本書紀』では事勝国勝長狭(ながさ)と呼ばれている。

 長狭(ながさ)王はナガサキだから長崎、長崎鼻はすなわち天狗の鼻なのである。

 《参考》
 古代時代の考古学の最新発見・発表・研究成果
 最新の考古学的発掘の方法
 存在価値が問われる我が国の発掘考古学の現状

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